介護職は慢性的な人手不足であるが故に未経験であっても転職しやすい職種です。実際に求人票を見てみると未経験OKの文言がついているものが非常に多いです。介護業界に転職したい人は未経験でもチャレンジすることができるというわけです。介護業界は今後は高齢化がどんどん進んでいくので、将来的には安定していますし、人材の大量確保という目的で職場環境の改善や給料アップなどが期待できる業界です。未経験で介護職に転職したとしても積極的に勉強をして資格取得をしていくことでキャリアアップを目指すことになります。
介護職に転職する上で給料の実態はどうなっているのか把握しておくことは大切なことでしょう。平均年収はおよそ400万円程度になります。20代や30代は比較的給料が高いですが、それは夜勤での勤務が多いからです。夜勤手当がつくことで給料を上げているわけですが、中高年になると体力的に厳しくなるので夜勤はなかなか難しくなります。中高年になるまでに資格を取得してキャリアアップできれば理想的でしょう。
ちなみに、地方よりも都市圏の方が給料は高い傾向があります。東京都、大阪、名古屋では平均年収が450万円であり、他の職種に比べても高いです。地方になると平均年収はだいたい350万円~400万円くらいになります。また、介護施設の利用者がたくさんのサービスを受ければ、国からその介護施設に支払われる介護報酬の金額は高くなり、そこで働いている人たちの給料にも反映されます。